ロイコクロリディウム 人間。 カタツムリを操る寄生虫「ロイコクロリディウム」

第397話 不動の裸姫(DAY10

ロイコクロリディウム 人間

ロイコクロリディウムの凄さ 「ロイコクロリディウム」の凄さについて、少し触れたいと思います。 多くの寄生虫は宿主が大事 多くの寄生虫は、一旦宿主に寄生すると、その宿主にあまり被害が及ばない程度に、体に栄養素を奪いながら生きながらえます。 そして、宿主の体内で繁殖して、宿主の糞が他の宿主が食べるなどして、子孫を残してます。 宿主が死ぬと、自分も死ぬので、ある意味家主である生き物は元気でいて欲しいわけです。 中間宿主を殺す 「ロイコクロリディウム」は他の寄生中と違い、 自分が寄生した中間宿主を最終宿主に食われて死ぬように仕向けるのです。 この点が、「ロイコクロリディウム」の凄いというか、恐ろしいところです。 宿主を完全に乗っ取る 昼間の活動を好まないカタツムリが「ロイコクロリディウム」に寄生されると、日中の活動が活発になります。 これは、カタツムリの 触覚に入り込み視覚情報、脳神経をコントロールしているからだと言われています。 そして、さらには「ロイコクロリディウム」はカタツムリの 寿命まで伸ばすと言われています。 更には触覚を乗っ取り、 芋虫に擬態までしてしまうのです。 これら3つの要素を本体のカタツムリを乗っ取り、コントロールして鳥に食べられる確率を高めるのです。 怖すぎですね。 「ロイコクロリディウム」が人間へ寄生のリスクは 今の所、「ロイコクロリディウム」が人間に寄生して、なんらかの病理的な症状が出たと言う話しはないようです。 人間に積極的に寄生するような生態系は持っていなのでしょう。 「ロイコクロリディウム」が寄生しているカタツムリをもし食べたとしたら、寄生される可能性はあるのかもしれませんが、その辺にいるカタツムリを食べる習慣が私達にはありません。 食べるのはフランス料理の「エスカルゴ」になるでしょうが、火を通すので、そのリスクはほとんど無いと考えられます。 人間にも寄生する「広東住血線虫」 日本ではまだ例がありませんが、アフリカマイマイというカタツムリに寄生していた「広東住血線虫 カントンじゅうけつせんちゅう 」に人間が寄生されて、体に痛みが出て、右半身麻痺しベットから起き上がれない状態になったという例があります。 「広東住血線虫」の寄生経路は 「広東住血線虫」ネズミを宿主にしている寄生虫ですが、そのネズミの糞をアフリカマイマイが食べてしまい、それ経由で人間が寄生されるケースがあるそうです。 「広東住血線虫」の特徴 「広東住血線虫」はドブネズミ、クマネズミを主な宿主にしており、肺動脈に寄生するという特徴があります。 肺動脈に寄生すると、そこで卵を孵化させます。 孵化した幼虫は肺から気管、食道を経て胃腸を通り、糞として体外に排出され、その糞をねずみが食べることで子孫を残します。 この「広東住血線虫」がアフリカマイマイを食べる、野菜経由で食べるなどして人間が体内に入れてしまうと、胃腸を破り、脊髄に侵入して、その髄液を 通り脳への到達することがあるそうです。 脳へ到達すると「広東住血線虫」は死にますが、脳に死骸が残るのでそれを人体は異物とみなし、過剰な免疫反応が起きることにより、 髄膜脳炎が発症し激しい頭痛、手足のしびれ、嘔吐、めまい、などを引き起こすことがあるそうです。 アフリカマイマイを食べなくても、アフリカマイマイが出す粘液にも「広東住血線虫」が付着することがあります。 つまり、アフリカマイマイが這った野菜に「広東住血線虫」が付着して、その野菜を食べることで人体に侵入するケースがありえます。 日本は大丈夫? 今の所「広東住血線虫」に寄生されたという話しはあまり聞きませんが、日本国内でもネズミに寄生している「広東住血線虫」が発見されています。 野菜はよく洗って食べるのがよいでしょう。 まとめ カタツムリを宿主にする寄生虫は主に「ロイコクロリディウム」というもので、その生態は非常に恐ろしいですね。 ただし、カタツムリを食べる習慣がないので、私達が寄生されるリスクは少ないと言えるでしょう。 もう一つは「広東住血線虫」ですね。 とにかく野菜をきっちり洗って食べることが重要ですね。

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カタツムリをゾンビにする寄生虫が恐ろしい

ロイコクロリディウム 人間

カタツムリに寄生し、意のままに操る・・・そんな寄生虫がこの世の中には存在します。 その奇妙な生き物の名前は、ロイコクロリディウム。 アメリカやヨーロッパに生息する、小さな小さな寄生虫です。 スポンサーリンク photo by Thomas Hahmann このロイコクロリディウム、寄生虫なので基本他人の体内に宿るのですが、その一生がすごいんです。 まず、生まれる前の卵の時間を鳥の糞の中ですごします。 そしてその糞がカタツムリに食べられるのをじっと待つのです。 無事にカタツムリに食べられると、カタツムリの体内でふ化をし、カタツムリが食べるえさを頂戴しながらすくすくと成長します。 そして、カタツムリの触覚に移動するのです。 緑の膨れたからだが、触覚から透けて異様な光景になっています。 photo by Ondrej Zicha ここで、ロイコクロリディウムは脈動をします。 触覚がなんだかムズムズするカタツムリは、その違和感を解消するためにうねうねと触覚を動かすのです。 その動きはまるでイモムシ。 しかも寄生虫はこの カタツムリの脳までもをコントロールし、暗い夜ではなく、昼間にだけ活動をさせるように仕向けるのです。 ちなみにこれは北海道で撮影されたもの。

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カタツムリの寄生虫「ロイコクロリディウム」は人間にも寄生?【死亡例も…】

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ロイコクロリディウムってどんな寄生虫?• カタツムリに寄生するとどうなるの?• ロイコクロリディウムが寄生した時の特徴!• 人間に寄生するの?寄生したらどうなる? 人気の関連ページ!• スポンサーリンク 「ロイコクロリディウム」ってどんな寄生虫?! まずはじめに、ロイコクロリディウムについて簡単に説明します! ロイコクロリディウムは 「カタツムリに寄生する代表的な寄生虫」 です。 「吸虫」の一種で、ヨーロッパやアメリカに広く生息しています。 日本ではあまり見られませんが、90年代にはすでに生息が確認されており、現在でもその生息範囲を広げつつあります。 日本での最初の目撃報告は北海道であったため、 季節によって移動を行う「渡り鳥」を介して、温かい地域にも急速に広まっている可能性があると言われています。 スポンサーリンク では、カタツムリに寄生するとどうなるの? では、カタツムリに寄生するとどうなるのでしょうか? ロイコクロリディウムの一生は、• カタツムリ• カタツムリを食べる鳥 の間を行き来して、営まれています。 ロイコクロリディウムは、まず 「カタツムリの体内」で卵を孵化させ、脱皮を繰り返してそのまま成長していきます。 そしてカタツムリの頭部に移動を開始し、カタツムリの特徴である長い触覚に入り込みます。 すると上の画像のように、触覚内が緑色になります。 これは、体内のロイコクロリディウムが透けて見えているためです。 【動画】 カタツムリは、触覚に寄生されたことで視界が遮られ、違和感を感じたカタツムリが 触覚を回転させて抵抗します。 そしてこのロイコクロリディウムが動くことで、蝶の幼虫である「イモムシ」に見えるため、イモムシを好物とする鳥に 間違えられて食べられてしまいます。 鳥が食べることでまんまと鳥の体内に侵入したロイコクロリディウムは、その鳥の 腸管内で卵を産みます。 この卵は鳥のフンと共に排出されますが、 カタツムリがこの「フン」を食べることで、またロイコクロリディウムはカタツムリの体内で成長し繁殖行動を行うのです。 こうして、カタツムリと鳥の間でグルグルと周り続けているのです。 スポンサーリンク ロイコクロリディウムの「特徴」! 「人への寄生」について説明する前に、ロイコクロリディウムの「ちょっと面白い特徴」を説明しましょう! 興味ない方は飛ばしてくださいね! 現在の宿主を、次の宿主に食べさせる これはすでに上でも説明したことですが、ロイコクロリディウムは 「宿主を殺すために活動をする」寄生虫です。 と言うのも、寄生虫は宿主の体内で一生を過ごし、繁殖行動も 「宿主の体内」で行うのが一般的です。 しかしロイコクロリディウムは「一生を宿主の体内で静かに過ごす」だけではなく、「カタツムリの行動を支配する」ことにその大きな特徴があります。 寄生虫は宿主がいなければ生きていけないため、なるべくひっそりと寄生をしており、宿主を何度か変えながらも 殺さない程度の活動をしています。 しかしロイコクロリディウムは、宿主を移動するために 「カタツムリが鳥に食べられ死ぬ」ことをいとわないのです。 それがカタツムリの触覚でイモムシに擬態し、 中間宿主(カタツムリ)を、最終宿主(鳥)のエサに似せてしまうという行動です。 ということで、寄生虫の中でも「宿主を殺すために活動をするタイプの寄生虫」と言えるのです。 カタツムリを「ゾンビ化」させる! カタツムリは普段は「昼間の活動」を好まず暗がりでじっと過ごしています。 しかしロイコクロリディウムに寄生されると、日中の活動が大変活発になります。 これはカタツムリの視界を遮って寄生するため、 カタツムリが混乱することが大きな要因であると言われています。 また頭部に移動した際に脳にまで寄生の影響を及ぼし、 神経を支配してしまうからだとも言われます。 このようにして、鳥に見つかりやすいように、カタツムリを動かしてしまうのです。 さらに恐ろしいことに、ロイコクロリディウムに寄生されたカタツムリは、 「寄生されていない個体」と比べて寿命が長くなるのです。 このような変化が見られることから、ロイコクロリディウムはカタツムリの体内に入り込んで繁殖するだけでなく、 脳にまで影響を及ぼし寿命までもを支配してしまう恐ろしい寄生虫であると言われています。 このように身体だけでなく心も支配しているように見えることから、「カタツムリをゾンビ化する寄生虫」と言われています。 スポンサーリンク 人間に寄生するの?寄生したらどうなるの? ロイコクロリディウムの目的は、 カタツムリを経由して、「鳥の体内」で繁殖することです。 ですので、基本的には「積極的に人間に寄生するような生活サイクル」は持っていません。 しかし 「ロイコクロリディウムに寄生されたカタツムリ」を食べてしまった場合は、人間であっても寄生される可能性があります。 たとえばカタツムリの仲間であるエスカルゴは食用ですので、寄生の可能性がある身近な存在と言えます。 寄生虫は、カタツムリのような決まった宿主以外にも寄生する可能性があります。 海外では死亡例も! なお、日本ではまだ例がありませんが、ヨーロッパではカタツムリの持つ「薬効」を期待して食べた女性が、寄生虫によって 髄膜炎で死亡したという例が報告されています。 この時、カタツムリに感染していたのがロイコクロリディウムだったのかは定かではありませんが、人にも移る可能性は考えられます。 カタツムリは人里にたくさん生息しており、このような認識のまま安易に手で触ることで、 寄生の危険が増えるのです。 そしてカタツムリはその姿がなくても、通った場所には粘液が付着しています。 姿がなくても気を付けなければならない場所は多いため、特に小さい子供のいる家庭では必ず手を洗うように習慣づける必要があります。 カタツムリの寄生虫はこれ以外にもいる! カタツムリの代表的な寄生虫は、上で説明したロイコクロリディウムですが、これだけではありません。 危険とされている寄生虫の一つに 広東住血線虫があります。 広東住血線虫の最終宿主はネズミで、主にドブネズミ(ラット)に寄生しています。 この寄生虫は「ネズミ」と「カタツムリ・ナメクジ類」の間を行き来することで、一生を送っています。 もちろん日本にも存在しており、ズーノーシス(人獣共通感染症)に指定され、• 厚生労働省• 国立感染症研究所 からも「感染の危険性」が指摘されています。 日本国内では本州での感染例もいくつかありますが、特に沖縄に多いとされています。 では人間に寄生するとどうなるのでしょうか? スポンサーリンク これらが人に寄生するとどうなるの? 感染予防のポイント! 広東住血線虫は国内でも気を付けなけれがならない寄生虫ですが、海外旅行中は特にその危険性が増します。 というのも、広東住血線虫は世界中で感染が見られており、特に東南アジアの地域やカリブ海、太平洋諸国という 日本人の旅行者が多く行きかうような地域で、たくさんの感染例があるからです。 そのため海外旅行の際は、食事に充分に気を付けなくてはなりません。 街角の生野菜やフルーツを使ったジューススタンドでは、寄生虫対策のために• 食材がしっかり洗われているか?• 火が通されているか? を確認したいところですが、客の立場では難しいのが現状です。 もし飲食店を利用するのであれば、ある程度衛生レベルの高い店を選ぶことやメニューを選ぶ必要があります。 たとえば• 生野菜のサラダ• 野菜ジュース• カタツムリ料理• 淡水エビやカニ料理• カエル料理 です。 「これらの料理を避ける」という方法で予防を行うしかありません。 予防薬やワクチンはありませんので、一人一人が意識しながら行動するしかないのです。 2010年に感染し、10年近く症状が続いている例も・・・ 2010年、オーストラリアのラグビー選手、サム・バラードさんが、誕生日パーティの際にナメクジを生食した結果、好酸球性髄膜脳炎を患いました。 このナメクジは「広東住血線虫」に感染していたのです。 3年掛かって退院できたものの、未だに「チューブでしか食事を取れない」などの後遺症に苦しめられています。 Teenager who swallowed garden slug as a dare fights government. — ELLIOT IN THE MORNING EITMonline このような事例は、ネット上に挙がっていないだけで、ゴロゴロあるでしょう。 上で挙げたような「海外での感染予防」は、しっかりと意識することが大切です。 さいごに! カタツムリとロイコクロリディウムについて説明しました。 カタツムリは日本人に愛されてる虫の一つであり、寄生されていないカタツムリはペットとして飼育する人も多いですよ! ペットとしての飼い方は「」にまとめていますので、こちらもご覧ください! なお「寄生虫」と言えば、ダイエットブームがおきた「サナダムシ」も有名ですので、あわせてご確認ください! >> スポンサーリンク.

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