サイド トラック 感想 文。 読書感想文は早めに終わらせよう!2019年小中学生の課題図を一挙紹介

【中学生へ】読書感想文の書き方・おすすめの本・課題図書まとめ | ランタン

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サイド・トラック 走るのニガテなぼくのランニング日記 ダイアナ・ハーモン・アシャー 2019課題図書 評論社 タイトルで、どうして、「メイン・トラック」じゃないのだろうかという疑問から始まりました。 SIDETRACKED(わきへそらされた:クエスチョンです。 タイトルの意図するところは、読み終えてもよくわかりません) 全体で344ページのうちの153ページまで読んだところで、感想を書き始めます。 アメリカ合衆国の女性作家の作品です。 たくさんの生徒の名前、先生の名前が出てくるので、メモを始めましたが、あまりにもいっぱいなので、少々いい加減な調子でメモをしています。 主人公の名前が、ジョセフ・フリードマン(ニックネームはジョーイ)で、物語は彼の一人称、ひとり語りで進行していきます。 彼がたぶん好きなのが、ヘザーという名前のメイン州チェリーフィールドから転校してきた女子で、身長180cmのスポーツウーマンです。 ふたりは、レイクビュー中学校の7年生なので、日本では中学1年生です。 ふたりともこれから陸上チームで活躍するようです。 トラック競技とクロスカントリー競技です。 7年生の陸上部員は、男5人、女5人です。 男子が、サンジット(学習障害教室)、サミー・スモール(学習障害に近い)、ウェス、マーク、そこにジョセフが加わって5人。 ジョセフは10人目の人間と言われます。 チームを組むには10人が必要です。 女子が、ヘザー、エリカ、ビクトリア、テレサ、ブリアンヌ。 監督はT先生。 タイトル通り、「走る物語」です。 文章が流れるリズムは、タイトルどおりで、まるで駆けているようで気持ちがいい。 読んでいると自分も走りたくなるし、軽やかに走れそうな気分になります。 来年の東京オリンピックもイメージできます。 先生の名前が、T先生(タイテルバウム先生。 陽気な女性。 夫、飼い犬2頭ジョージとリンゴ)、チャーリー・カストナー先生、ダニエル・サイミントン先生(学校月間新聞インクつぼの担当)、エルデナンス先生(社会の先生)、フィッシュバイン先生(学校図書館の司書。 退職予定。 詩人タイプ。 のちのち主人公ジョセフの祖父の恋人のようなおともだちになる)、ラベル先生(フランス語担当) たいしたもんだという人物が、主人公ジョセフ・フリードマンの母方おじいちゃんでシャツキス79歳、高齢者住宅シニアレジデンスひだまりの里に嫌気がさして逃げ出します。 このおじいさんがけっこうおもしろい。 こういうおじいさんでありたい。 ジョセフが、「自分がバカじゃないかとよく思う」それに対しておじいさんが、「オレもまったく同じだ」。 ジョセフの愚痴を聞いて、「昔はもっとひどかった。 昔よりもマシ」という主旨のアドバイス。 高齢者住宅の職員に対して、「よけいなお世話だ。 年のとり方のルールを押し付けるのはやめてくれ」という主旨の発言。 「おじいちゃんでもノートパソコンをもっている。 バカにするな」という主張。 高齢者住宅で嫌いな奴らとして、「元弁護士、昔の仕事自慢をする民間会社元社員。 同じ話を何度もする奴」、「おれは、ネットサーフィンをしてくる」 ジョセフの家族が、父親マット(歯科医が使う機器販売会社のセールスマン)、母親シーラ(インテリア雑貨店ア・ラ・メゾン ホームキッチン)、 物語は、男女混合のサッカーシーンから始まりました。 女子なれど、身長180cmのヘザーが、高い運動能力を披露します。 突然、主人公ジョセフが障害者という記述が出ます。 LD(ラーニングディファレンス。 学び方の違い。 以前は学習障害)。 LDの子たちを集めたクラスが「通級指導教室」とあります。 彼にとっては、中学校生活が、スペインの牛追い祭りに少し似ているそうです。 牛に追いかけられるお祭りです。 なんとなくジョセフが言う雰囲気はわかります。 気にかかったこととして、「(英語の)筆記体はもうやらない」、「1876年メルヴィル・デューイの図書を分類する方法(今ではもう古い方法というような雰囲気の記述)」、とかく、いまどきは、手抜きを効率化と呼ぶようになったので、人間の処理能力が下がります。 (つづく) 中学1年生の青春物語になるようです。 他人との比較ではなくて、自己ベストの更新を目指すのが、クロスカントリー。 ジョセフは性格が弱弱しい。 体はガリガリだそうですが、読んでいると、だんだん優秀なマラソンランナーに育っていくような気配が出てきました。 彼が目標を立てました。 マラソンランナーになるのです。 (でも、ランナーとしての期待したほどの活躍はありませんでした) 感動的な文節などとして、「ここにぼくの居場所があるかも」、「(主人公ジョセフ)ぼくはユダヤ人」、「順位よりも完走したことを讃える表現。 人生に試練はつきものだから克服していきましょうという雰囲気」、「どんな場合でも自分が想定してない何かが起こる」、「(シンプルなメッセージとして)やめないということがぼくの永遠の目標になる」、「よけてばかりいないで(これがタイトルのサイド・トラックにつながるのかも)、反撃すればいい(攻めてばかりいるトランプ大統領を思い出しました)」、「なにかがうまくいかなかったあとには、すばらしいことがおこる」、「勝つのは好きだけど、でも、ほかにも大事なものがある。 今日は3位で納得している」、「完走することが目標だから、全力疾走はしない」 ジョセフは心配リストをつくるのですが、この先のことを心配してもしょうがないのです。 何かの映画のシーンで俳優さんが言っていました。 「なにが起こるかは問題じゃない。 何が起こっても動じない強い心臓をもち、問題を解決できる高い能力を身に付けるよう日々努力を積み重ねていくんだ」 長身の彼女ヘザーに母親がいないという話が出てきます。 死別か精神病院に入院中と思いましたが、仕事で、研究職でハワイに行ってしまって帰って来ないという設定でした。 うーむ。 生きていいて、互いに良好に連絡がとれていればいいような気がします。 新世界をのぞいて、入って行く、若い人たちの生き生きとした様子がえがかれていました。 なかなかいい作品です。 今年読んで良かった1冊です。 物語を読むっていいなといういい気分にひたりました。 仲間がいるのもいいけれど、ひとりでいるのもいいと思います。 ひとそれぞれということで、自分は自分、人は人として考えると気楽になれます。 レースというのは、自分自身との戦い。 人生もまた同じ。 他の人との比較は意味がない。 人と違ってあたりまえ。 そういう物語だったと理解して、納得がいきました。 調べたことなどとして、「ステファニー・ブラウン・トラフトン:アメリカ合衆国の陸上競技選手。 2008年北京オリンピックの女子円盤投げ金メダリスト193cm95kg」、「ジャマッペ・ジョセフ:フランス語のあいさつのようですが、意味はわかりません」、「クロスカントリー:野原、丘陵、森林を走る長距離走。 本書中では2400mぐらい」、「シーザーズ:ホテル」、「XC:クロスカントリー」、「植物相:特定の地域に生育する植物の種類」.

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トラック運転手が教える!簡単にバック駐車する方法

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この作品はADD(注意欠陥障害)を持つジョセフがクロスカントリー走を通じて成長していく物語です。 ジョセフは障がい者であり、またユダヤ人で、いじめられっ子です。 そんな彼の所にヘザーというヒロインがやってきて仲良くなり、最終的にはハッピーエンドで終わります。 まず、私が興味を持ったことはADDという病気についてです。 私はそれが明確にどういう病気なのか知らなかったからです。 というのも、今までの人生でそう言った病気の症状に悩まされている人たちと面と向かって関わったことがないから。 たしかに街中で、障がいを持っている人たちをよく目にするものの、彼らがなんの病気に悩まされているかは分からなかったからです。 だからこそ、この作品を読んでADDについて理解を深めようと思いました。 しかし、正直な感想をいうと今回の作品を読んでADDについて書かれている場面が少ないように思えました。 これは、私がこの病気についてほとんど知らないからかもしれませんが、一読者の目線から言うとジョセフはそこまで一般人と変わったことは無いように思いました。 少し、臆病だなと思うことは多々あったが、際立っておかしいなと思う部分は見受けられなかったです。 ストーリーに関しては、個人的にはのめり込みやすい内容でした。 よくある部活動ものの作品ともいえるが、かつての私も陸上をやっていたので理解できる点が豊富です。 私は短距離走の選手だったため、クロスカントリーは未経験ですが、走るという点は共通していたからです。 ただ、作者が外国人ともあって、登場人物が全員カタカナなので物語前半は誰が誰だか分からなくなることもありました。 やはり、中学生向けの本ということもあって、難しいという点は見受けられなかったです。 私は10代ですが、スラスラと読める内容となっており数時間で読み終わりました。 気が向いた時にサクッと読めるそんな作品になっていると思います。

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『サイド・トラック』読書感想文

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アメリカの中学校に通う12歳の男の子ジョセフはADDで、学校生活では、スペインの牛追い祭に例えられるほど大変な思いをしている。 苦手な体育の授業では転校生女子にヘザーに窮地を救われるが、彼女ともうまく会話できず気分を害させてしまったよう。 それなのに、断れなくて陸上チームでクロスカントリー走をすることになってしまった。 部活にはヘザーも来ていたが、彼女はとんでもなくタフで速かった。 ジョセフは、練習がきつすぎるので止めようとしたが、ヘザーに発破をかけられ続けることに。 トラックにガチョウのふんが落ちているだけでパニックになってしまうジョセフの、がんばりが始まる。 すぐに集中がそれてしまう「sidetracked」な少年の奮闘を、周囲の人間関係とともに温かくユーモラスに描く。 ジョークが秀逸で、特に、おじいちゃんの介護施設の人間関係を自らの学校生活に重ね合わせて不幸を予測しているところが笑える。 「<ロミオ>が<イケてるやつら>で、エディが<ひとりぼっち>なら、今やってくるのは<イジワル女子>だ。 」 ピストル音が苦手な彼が耳栓をつけてスタートラインに立ったとき、 「パーン。 ピストル音はまだ綿に包まれていた。 ほっと大きなため息をついて、リラックスする。 問題は、走るのを忘れていたことだ。 」 最後がうまく行き過ぎに感じるが、主人公は12歳。 これで良いのではないでしょうか。 これは著者のデビュー作。 デビュー作でこんな素晴らしい作品が書けるなんて、アメリカの作者層の厚さを感じます。 キム・スレイダーみたいな楽しみな作家さんが出た!と喜んでいたら、翻訳が武富博子さん。 「スマート」や「セブン・レター・ワード」の翻訳されてますね。 読後感の非常に良いおすすめの作品です。 中学年から読めます。 主人公はADD(注意欠陥性障害)で、彼が語り手なので、ADDの人がどのように感じ、どう考えるのかが良く分かった(作者の息子がADD)。 障害というけれど、「注意が欠陥」してるというより、一般的にこっちの方が大事と思う方に気持ちを切り替えられず、気になることに心がとらわれてしまうという感じ。 「ADDだから集中できないだろうって思われるけど、そんなことはない。 ものすごく集中できる。 ただ、まちがったものに集中してしまうんだ。 たとえば明日の宿題の説明を聞くかわりに、窓のふちをはうテントウムシを見つめている。 」 P11 そういう気持ち、わかるって人多いと思う。 「ぼくにとって中学生活は牛追い祭りにちょっと似ている。 テレビで見た、スペインのパンプローナというところでおこなわれているお祭りだ。 年に一度、街に雄牛の群れがいっせいに放たれ、人々は追いつかれまいと走ったり、横丁に逃げ込んだりする。 さもないと角でつつかれて殺されてしまう。 ぼくの気持ちもだいたいそんな感じ。 置いていかれないようにがんばったり、じゃまにならないようにどいたり、かくれる場所をさがしたりしている。 」(P11)わかる、わかるよ、その気持ち。 障害があろうがなかろうが、そう感じながら学校生活を送っている人は多いと思う。 主人公を取り巻く人々が皆リアルで生き生きとしているのがとてもいい。 スポーツが得意な大柄な女子ヘザーが、2008年の北京オリンピック円盤投げ金メダリストのステファニー・ブラウン・トラフトンを応援してたり。 主人公はトラフトンを知らない。 というかアメリカでの知名度がそもそも低いようだ。 「有名にならなかったのは、みんなが気に入るような見かけじゃなかったからじゃない?背が193センチ、体重が95キロあって、円盤だって砲丸だって、たいていの男の人より遠くへ投げられる。 でも、みんなが応援したいのは、小柄な体操選手やかわいいビキニのビーチバレー選手でしょ?」 P34 アメリカも日本も「可愛い」選手に人気が集まるのは同じみたい。 老人ホームを抜け出すおじいちゃんはワイルドでかっこいい。 (ビリー・ボブ・ソーントンをキャスティングして読んだ。 アフリカン・アメリカンだからってスポーツ万能を期待されてしまうのが辛いマークや、最後にゴールして起こる「あわれみの歓声」に気づいているヒーバーなど、作者が物語の都合で作り出したような人物はほとんどいない。 個人的に球技がダメだったので、ジョゼフがバスケットボールでコーチの指示の意味が理解できず動けなくなってしまうシーンは胸に刺さった。 物語としては、ちょっと山場に欠ける感じはするけれども、いろいろな面で良い本だと思った。 障害のある子供の気持ちを理解しよう、ではなく、障害があろうがなかろうが、どんな人も様々なコンプレックスや事情を抱えてどうにか生きていることに違いはないということに気づかせてくれるから。

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