五木寛之 大河の一滴 あらすじ。 大河の一滴 (2001)

『大河の一滴(単行本)』(五木寛之)の感想(28レビュー)

五木寛之 大河の一滴 あらすじ

の『』を読んだ。 何年前だろう、かなり話題になっていたので読んでみようかと思っていた一冊だ。 裏表紙の説明も今の自分に何となく合いそうな気がする。 いきなり「自殺」の話から始まる不思議な出だしだが、それは「生きている」「生きていく」を宣言するものだった。 90年代中ごろにいくつかの雑誌に記載されたり、ラジオで発表されたりした内容がエッセイとして一冊の本になり刊行された。 五木さん独特の考えが織り込まれている。 〈人はみなである。 その流れに身をあずけて海へと注ぐ大河の水の一滴が私たちの命だ。 私たちの生は、大河の流れの一滴にしか過ぎない。 しかし無数の一滴たちとともに大きな流れをなして、確実に海へとくだっていく〉と。 仏教的な観もあるが、決してマイナス思考でもないところがいい。 また、中国の故事〈滄浪の水が清らかに澄んだときは 自分の冠のひもを洗えばよい もし滄浪の水が濁ったときは 自分の足を洗えばよい〉が引用され語りが続く。 そうだよな、水が濁ったからといってあきらめることもないのだと思った。 この「」は安田成美やが出演し映画化がされている。 なので、最初小説だと思っていた。 このエッセイが原案となってストーリ化されたらしいが、どんな内容になっているのだろうか。 一度観てみたいものだ。 今私は、その大河のどこを流れているのだろうか…….

次の

『大河の一滴』五木寛之

五木寛之 大河の一滴 あらすじ

正解一受けたい授業に出てきた、五木寛之著の「大河の一滴」に出てくる老子の話。 哲学者である老子の弟子が老子に人生の真実について聞いた時のこと。 弟子「先生、人生の真実とは何ですか?」 老子は口を開けて「歯はあるか?」 弟子「いえ、全て抜けてありません。 」 老子「では、舌はあるか?」 弟子「もちろんあります。 」 老子「そういうことだ」 そう言って老子は去ります。 この意味について解説します。 要は「自分自身で考え、行動する事が真実にたどり着く方法」ということです。 歯は硬い、舌は柔らかい。 変化に応じて柔軟な思考をもったものが残るのであると。 老子がはっきりと答えを言わずに去った事で、弟子は「どういうことだろう?」 と考えました。 このことに関して、弟子は一つの答えを出します。 それは、 「美しくて硬い歯もいずれはなくなる。 しかし、ぐにゃぐにゃと見てくれは気持ち悪いが、柔らかい舌はいつまでも残り続ける。 つまり人生の真実というものも、美しく立派で確固たるものよりも、見た目は悪くても柔軟なものが残る。 」 というものです。 老子は何も言いませんでしたが、これは紛れもなく弟子が考え、導き出した一つの答えです。 この「考える」ということこそが、人生の真実だと老子は言いたかったのです。 自分自身の人生なのだから、誰も答えを知りません。 その答えは自分自身が日々柔軟に考え、行動した先にあるのだと、老子は言いたかったのです。

次の

五木寛之『大河の一滴』あらすじや感想!映画版も「新型コロナの不安を生き抜く哲学」

五木寛之 大河の一滴 あらすじ

少年時代は、父から古典や剣道、詩吟を教わったそうです。 作家としての活動は、大学抹籍以降、ラジオのニュース番組作りなどを経験して、放送台本作家となりました。 その後も作家としての活躍は留まることを知らず、数々の名だたる賞を受賞されてきました。 今回特集される【大河の一滴】はベストセラーとなり、五木寛之さんを知らない世代の方でも五木寛之さんを知るきっかけとなった作品と言われています。 だが本来、人間の一生とは、苦しみと絶望の連続である。 究極のマイナス思考から出発したブッダや親鸞の教え、平壌で敗戦を迎えた自身の経験からたどりついた究極の人生論。 不安と混迷の時代を予言した恐るべき名著が、今あざやかに蘇る。 〈心の内戦〉に疲れたすべての現代人へ贈る、強く生き抜くためのメッセージ。 このコロナ騒動で、人々の気持ちは不安や焦燥感に押しつぶされそうになっていると思います。 いってしまえば、全国民がマイナス思考になっているとも言えますよね。 この本ではそういった マイナス思考を否定するのではなく、マイナス思考から始まる人生観もあるのではないかというのを伝えてくれると思います! 下記にリンクを張っておきますので、気になった方は確認してみてください! 今回の放送を気に五木寛之さんの作品が気になった方はぜひチェックしてみてくださいね!.

次の