犬 避妊手術 術後。 犬の避妊手術について 適正時期や費用、術後のケアまで

開腹術、避妊術後にお勧めの便利な術後服

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1日目:動かず食欲もあまりない 2日目:1日目より動き食欲も出てくる 3日目:2日目より動き食欲が改善。 個体によっては完全回復 4日目:ほぼいつも通りの状態に回復 犬の避妊手術は1泊になることが多いので、自宅に帰った日を1日目としています。 上記は1例ですが、ポイントは 少しずつ状態が改善して3~4日で元通りになることです。 補足として、 避妊手術を腹腔鏡で行った場合は、回復がすごく早いです。 腹腔鏡手術だと日帰りで退院できることも多いですよ。 エリザベスカラーをつけるのがイヤで、体調が悪く見える子もいますので、 性格によっても見た目の回復は違ってきます。 犬の避妊手術後にありえる合併症4つ 犬の避妊手術は動物病院でもっとも多く行われる手術のひとつです。 そのため、手術の失敗という可能性はとても低いですが、ゼロではありません。 犬の避妊手術後に起こる可能性がある4つの合併症を解説します。 合併症とは、手術をしたことによって起こる問題のことです。 もし、あなたの愛犬が本当に調子が悪いのであれば、以下のような合併症を引き起こしているかもしれません。 そのために脂肪をかきわけ、腎臓から卵巣を切り離し、子宮を糸で結ぶ必要があるのです。 この合併症を起こす原因は以下が挙げられます。 ・獣医が出血に気づけなかった ・太っていて脂肪で出血が見えない ・卵巣を切り離す時に腎臓を傷つけた ・子宮といっしょに尿管を結んだ *尿管(腎臓から膀胱に尿をおくる管) 腎臓を傷つけたり、尿管を結ぶ事故が起こる可能性はきわめて低いです。 (よっぽど手術がヘタでなければ) 出血の可能性は低いですがあり得ます。 特に大型犬の子では起こりやすくなりますので注意が必要ですね。 腹壁を切ると、その下はもう臓器ですので、お腹を開くことになるわけですよね。 手術による傷口の細菌感染は、比較的おこりやすい合併症です。 原因としては以下が挙げられます。 ・縫合の失敗 ・体調が悪い時に手術した ・循環(血のめぐり)が悪い 内臓脂肪が出るだけならいいのですが、もし腸が出ると腸閉塞を起こすこともあります。 手術前の体調をちゃんとチェックして、丁寧に手術すれば腹壁ヘルニアは起こりません。 アレルギー反応が起こると傷口がくっつかず、細菌感染を起こすこともありますよ。 ミニチュアダックスで多いとされている「 無菌性結節性脂肪織炎」という、皮膚に穴が開く病気になる可能性があります。 僕は過去2例しか見たことがないので、本当にまれな病気です。 【犬の避妊手術後の合併症】番外編:痛み 犬の避妊手術後は痛みが強く出ます。 痛みは手術後に体調が悪く見える原因のひとつです。 痛みについては手術中に痛み止めを使うか、腹腔鏡手術かどうかなどにより変わりますが、 一般的には3日ほどで引いてきます。 【犬の避妊手術後】危険な症状 犬の避妊手術後、数日は元気がなく、食欲もあまりないことが普通です。 ただし、 手術後3日を経過しても回復せず、以下の症状がみられる場合には主治医に相談が必要になります。 【犬の避妊手術後】元気がない・食欲がない 手術後の一般的な症状の1つですが、 手術後3日までにまったく改善してこない場合は要注意です。 元気がない、食欲がない原因は。 【犬の避妊手術後】傷口が腫れる・出血がある 避妊手術後の傷口は、やや赤いか、普通の皮膚と同じ色です。 もし 強い赤色や紫、黒に変色していることがあればそれは異常です。 赤く腫れる症状が悪化していくと、それも異常になります。 傷口から 出血があるのも明らかな異常ですので、すぐに動物病院へご相談ください。 【犬の避妊手術後】歯肉の色が白い 犬の 歯肉の色が白っぽくなるのは、貧血がある証拠です。 避妊手術後に歯肉が白っぽくなっていれば、もしかすると お腹の中で出血がある かもしれません。 すぐに動物病院へ連絡しましょう。 【犬の避妊手術後】薬を飲まない 避妊手術後は、 抗生物質という雑菌をたおす薬が必須になります。 この薬を飲まない、もしくは嫌がって飲めない場合、傷口が感染を起こし、治らない可能性がありますよ。 どうしても飲めない場合は薬の変更もできますので、主治医にご相談ください。 【犬の避妊手術後】おしっこが出ない 手術後すぐには、あまり水を飲めないこともあり、おしっこの回数も量も少なめになることが多いです。 ですが、 1~2日ずっと出ないのは異常ですよ。 可能性はきわめて低いですが、まったくおしっこが出ない、出そうとしているのに出せない場合は尿管を誤って結んでしまっている可能性があります。 おしっこがまったく出せないと、急性の腎不全になり命に関わるかもしれません。 すぐに動物病院へ相談しましょう。 【犬の避妊手術後】自宅でのケア 犬の避妊手術後は、愛犬も体力的、精神的に疲れた状態で帰宅します。 そんな時には、 飼い主さんがケアをして生活を楽にさせてあげましょう。 【犬の避妊手術後】ドライフードをふやかす ふだんのフードがドライフードの場合、 消化を良くして、においを出して食欲を出してあげるためにふやかすのが有効です。 少量のお湯でヒタヒタになるくらいふやかしてあげると、食べやすく、水分の補給にもなります。 いつものフードの方が好き!という子もいますので、試してみてダメなようなら通常どおりあげてくださいね。 【犬の避妊手術後】運動制限(特に雨の日) 避妊手術後は、 基本的に休むのが一番です。 お散歩などに行くのも大変なようなら、ムリに行くことはありません。 自宅にペットシーツをしいて排泄させてあげましょう。 特に 雨の日にお散歩をすると、傷口が汚れて細菌感染が起こる可能性があります。 雨の日のお散歩はやめた方がいいでしょう。 【犬の避妊手術後】心配しすぎない 飼い主さんの 過度な心配は犬に伝わると言われています。 お気持ちはとても分かりますが、「大丈夫?大丈夫?」と心配そうな飼い主さんを見ると、愛犬も心配な気持ちになり、元気が出ないかもしれません。 あまり心配しすぎず、きちんと状態を把握することを優先してくださいね。 犬の避妊手術後の症状:まとめ ここまでの内容をまとめます。

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獣医師監修|犬の避妊手術後の変化や注意事項【体験談&FAQ付】|いぬのきもちWEB MAGAZINE

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避妊手術(卵巣摘出)後も、生理で出血する理由は? mako さん 犬が4歳10ヶ月の2年前、避妊手術をしました。 しかし術後も生理があり、いま4回目の生理中です。 避妊手術で卵巣摘出した後も、生理で出血する理由はなぜでしょうか? 病院では「卵巣を2つ取り、妊娠してないのだから手術は失敗ではない」と言います。 オペをしたのに年2回出血があるのはおかしくないのでしょうか。 病院側は、肝機能が悪い数値が出ているので肝臓の薬を飲んで子宮を摘出する手術をするか、年2回ホルモン注射をするか、3年毎にインプラントを埋め込むかの3択を提示しましたが、どれがベストか悩んでいます。 又こういう場合の病院へ、対処の仕方など、教えていただければうれしいです。 犬の卵巣を完全に取ったなら、発情しない シゲ さん 卵巣摘出の手術後に発情する。 ご心配ですね。 犬の卵巣を完全に取ったなら、発情(出血)は来ないはずですが、どうしたことでしょうか。 何らかの形で 卵巣の一部が残っていたのかもしれません。 原因が不明ですね。 出血する要因は、発情したとき、卵ぽうホルモンが働いて子宮の血管が太くなり起こる事象です。 よって対応方法は子宮をとる手術が確実です。 しかし、質問主さんの愛犬は肝臓が悪いようですので、手術時の出血が止まり難い理由により、当面は手術を避ける必要があります。 すぐに処置するなら、注射(ホルモン剤)かインプラントでしょう。 インプラントは犬の場合3年程度もち、処置も皮下に注入(埋め込み)ですから簡単で負担も低いと思います。 費用は病院で持ってもらうのが一応の筋だと思いますが。 ご参考まで。 子宮と卵巣を全摘出する チャロ さん ホルモン注射には副作用があります。 (ホルモンバランスを崩す) 問題ないと言われる獣医さんもいますが、うちの犬には心配なのでホルモン注射はしません。 副作用が出て困ったという話も本で読みました。 インプラントについても問題があると書いている本も見たことがあります。 個体差やまだ使用例が少なくデータが取れていないということもあると思います。 身近でホルモン注射やインプラントを使用しているワンは知りません。 手術でなぜ子宮を取らなかったのでしょうか? 避妊手術のメリットは、妊娠を防ぐことはもちろん、子宮の病気の予防でするんじゃないんですか? 危険を伴う手術を何度もするのでしたら、 最初から子宮と卵巣を全摘出するのが、一般的な不妊手術ではないのでしょうか。 手術の失敗かどうかは、病院では本当の事は分からないでしょう。 1人の獣医さんにすべて任せるのは、心配に感じます。 ひとつの病院に執着しなくても良いと思います。 良いと評判の病院だって、完璧ではないですから。 セカンドオピニオンとして、別の病院を利用するのも必要に思います。 避妊手術後に生理になる、卵巣残存症候群 トイプードルのミンク さん 病院によって「子宮をとらず卵巣だけ摘出する」は、傷口が小さい、卵巣を完全に除去すれば問題なし、などの理由から少なくないです。 犬の避妊手術後に生理(出血)がある、この症状はまれにあります。 卵巣残存症候群と言われてます。 術後に生理になる原因は、いくつかありますが最も多いのは「卵巣の細胞の一部でも、取り残し」とか。 - 卵巣を摘出するために、手術後には発情は起こらないのが普通です。 しかし、不妊手術後数年の間に発情徴候を示す犬や猫があり、これら動物の腹腔内には機能的な卵巣が存在しています。 このような症例を総称して、 卵巣遺残症候群(Ovarian remnant syndrome)と呼びます。 - 卵巣遺残症候群の原因として、不妊手術時における卵巣組織片の腹腔内落下、正常な卵巣の位置以外(例えば、腸間膜など)に存在する異所性卵巣・副卵巣の存在、または過剰卵巣なども考えられていますが、最も有力な原因は不妊手術時の卵巣の 不完全な摘出、すなわち「取り残し」であると考えられています - 卵巣遺残症候群の処置としては、再手術による遺残卵巣の摘出が最も適切な方法であると考えます。 引用元: ・ 卵巣遺残が認められた子宮断端蓄膿症 卵巣残存症候群は避妊手術を実施したにかかわらず,機能的卵巣組織が存在して発情兆候が持続したり,様々な疾患を呈したりする状態である。 卵巣遺残症候群の原因として異所性卵巣が存在することによる場合もあるが, 多くは手術失宜による卵巣の取り残しである。 引用元: 術後に生理になる原因、卵巣の取り残し シェリー さん 家の犬も、先日、卵巣のみ摘出しました。 その時にかかりつけの医師の話しでは、「 卵巣を摘出する手術時に、ほんの少しでも卵巣の細胞を取り残すと、犬や猫は再生することがある」という説明でした。 特に猫は再生しやすいと聞きました。 人間には再生機能はないそうですが、、、。 卵巣の取り残しがあると、卵巣が再生して再びホルモンを分泌し始め、出血を起こす。 では、 なぜ避妊手術のときに卵巣のみ摘出するかと言うと、ホルモンを分泌する卵巣さえなければ、子宮は繊維のようなひも状となってしまい、心配される子宮蓄膿症などの病気になる確率はほとんどなくなる。 すでに手術の時に痛み始めている子宮は取り除いた方がいいようですが、きれいな状態であればそのまま残して卵巣のみを摘出したほうが、術後の癒着の心配が軽減され状態もいいようです。 家も卵巣と子宮の同時摘出が当たり前と思ってましたが、詳しく説明を受けるうちに卵巣のみの避妊手術が良いという判断をしました。 Re:避妊手術後も、生理で出血する理由 mako さん 貴重なご意見お答えをどうもありがとう。 手術前に医者から何の説明もなく、こちらも周りでよくやっている避妊手術ということで聞きもしなかったのは、反省しなければいけません。 とりあえずホルモン注射をしたのですが、3日後の今も出血が止まりません。 手術代は返金され、今後の手術も含めて面倒を見ると提案を受けました。 再手術の成功まで解決したといえませんが、皆様のお力添えで救われました。 これからもよろしくお願いします。

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手術後の疑問!散歩は行ってもいいの?【犬の避妊手術】

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今回は、避妊手術を受ける前に改めて確認しておきたい、手術の流れやその前後での注意事項、避妊手術後の犬の変化に関する疑問について解説します。 「いぬのきもち相談室」によせられた飼い主さんからの質問もご紹介するので、参考にしてくださいね。 避妊手術を受ける前に知っておきたいこと・注意点 まずは、飼い犬の避妊手術を考えたときに、飼い主さんが取るべき行動と注意点についてご紹介します。 獣医師に相談し、避妊手術について正しく理解する インターネットでさまざまな情報を集めることも大切ですが、避妊手術は年齢や犬種、持病の有無によってメリットやデメリット、それに伴う麻酔のリスクも変わってきます。 愛犬が避妊手術を受ける場合は、信頼できる獣医師の口から直接説明してもうことが大切です。 避妊手術を受けるための術前検査を受ける 避妊手術は、全身麻酔が必要となります。 そのため、麻酔をかけた上でお腹を開ける手術に犬が耐えられるどうか、術前に評価しなければなりません。 その評価のために、多くの動物病院で行われている術前検査が、 血液検査です。 術前検査を行うと現状を詳しく把握できますし、もし予算に余裕があれば、血液検査に加えて以下の検査も受けておくと、より安全に麻酔をかけることができるでしょう。 《その他の術前検査》 レントゲン検査/腹部エコー検査/心臓エコー検査/心電図検査など 事前に備えておくこと 避妊手術に際して、法律で定められている狂犬病の予防はもちろん、混合ワクチンの接種、ノミ・マダニの予防も徹底するようにしましょう。 病院内ではほかの犬と接触はなくても同じ入院室で入院する場合が多いので、感染症を蔓延させないためにも、手術の二週間以上前までに各種予防を行うことが大切です。 また、肥満気味の犬は麻酔のリスクが高くなるので、日頃から体重管理をしておくことが大切です。 避妊手術日前・直後の過ごし方 ではここから、一般的な避妊手術の流れについてみていきましょう。 手術前日の過ごし方 激しい運動をしたり、初めての場所に行ったり、なれないオヤツを与えたりするなど、普段と違うことはさせず、いつも通り過ごしましょう。 ご飯は通常通り与えて構いませんが、前日の夜ご飯を最後に絶食させてください。 手術当日の過ごし方 一般的には朝は絶食・絶水にして、指定された時間までに病院へ連れて行ってください。 リキッドタイプの食事に限り、与えることを許可してもらえる場合がありますが、犬の状態による事ですので必ずあらかじめ獣医師に確認しましょう。 手術後(当日)の過ごし方 一般的には手術はお昼頃から夕方の間に行います。 午後の診察前には手術は終わっている事が多いようですが、病院毎に異なりますので、気になる場合はあらかじめ確認しましょう。 退院に関しては、翌日というケースが多いです。 一泊の入院が必要かは獣医師によって方針が異なるので、事前に確認してください。 手術当日の退院であれば、体力がしっかり回復していないこともあります。 また、食欲が落ちることも珍しくはないので、ご飯は少なめにしてあげるとよいでしょう。 翌日からは普段通り、ご飯を与えて構いませんが、退院後の高栄養サポート食もあります。 食事を与えるタイミング、食事内容に関しては獣医師の指示に従ってください。 避妊手術後~抜糸までの間に注意したいこと 傷口の管理は基本的に何もしなくてOK 手術の傷口に対する消毒などの管理は、基本的に行う必要はありません。 傷口はテープなどでカバーされていることもありますが、特に保護をしない場合もあります。 いずれにしても、主治医から特に指示などがないようなら、気にせずそのままにしておいてください。 ただし、強くこする、水などでぬれるなどすると、傷口に炎症が起きて治りにくくなります。 痛みや痒みにつながることもあるので、優しく丁寧に扱うようにしましょう。 なるべく安静に過ごす 体力が回復すれば、普段と同じように過ごしても構いません。 ただし、運動目的で散歩に連れて行ったり、ボールなどを使って故意に運動させたりすることは控え、抜糸が終わるまではなるべく安静に過ごす方がよいでしょう。 処方された薬について 処方された飲み薬は指示された通りに飲ませてください。 愛犬が元気にしているからといって勝手にやめてしまうと、傷口の治りが遅くなるだけではなく、最悪の場合、化膿してしまい傷口が開くなどして縫合の再手術が必要になることも。 また、術後数日は傷口に対しての痛み止めを処方される場合があります。 胃があれることもあるので胃薬と一緒に処方されることが多いですが、こちらも主治医の指示通りに飲ませるようにしましょう。 なお、感染予防のために抗生剤も飲ませますが、まれに副作用で嘔吐や下痢の症状が見られることがあります。 いずれにしても、薬に飲ませ方は主治医の指示に従いますが、副作用がでることもあるのでその場合は相談してください。 抜糸のタイミングとその後 手術の傷口は、糸で縫ったりホッチキスのような金具でとめたりするため、抜糸のために術後1~2週間後に再度病院へ行く必要があります。 それまでの間は、愛犬が傷口をなめないように注意しましょう。 傷が治って抜糸ができるようになるまでの間は、洋服を着せたり、エリザベスカラーを装着したりする場合もあります。 傷口を見て問題なければ抜糸を行います。 また、抜糸後数日たてばトリミングやシャンプーなども行ってもOKですが、可能になる時期については獣医師に確認しましょう。 避妊手術後におこり得る犬の変化について 続いては、避妊手術後の犬の変化についてみていきましょう。 避妊手術を受けることで、犬が太りやすくなったり、性格が変わったりするといわれることがありますが、本当なのでしょうか。 避妊手術後の体重の変化について 避妊手術を受けると、これまでと同じ食事量や運動量では体重が増加していく傾向にあります。 ご存知の通り、肥満は万病の元ですので、術後の体重管理を徹底しましょう。 体重管理のために、術後体調が安定してからスタートする避妊・去勢手術後用のフードもあります。 さまざまな種類があるので、一度獣医師に相談してみてください。 避妊手術後の性格の変化について オス犬が去勢手術を受けることで、攻撃性が減ったというような変化はおこることがありますが、メス犬の場合、手術による直接的な性格の変化はほとんどないといわれています。 ただ、術後の入院のストレスなどから、何らかの性格の変化が起きる可能性は否定できません。 よりストレスを少なく入院させたいということであれば、事前に獣医師に相談してみましょう。 オシッコのお悩みやエリザベスカラーなど、避妊手術後のFAQ では最後に、「いぬのきもち相談室」によせられた避妊手術後に関する飼い主さんのお悩みを、獣医師の回答とともにご紹介します。 お悩み:避妊手術後のエリザベスカラーについて 避妊手術後、エリザベスカラーをつけたらストレスなのか凶暴になってしまいました。 カラーはしなければいけませんか。 《担当獣医師の回答》 避妊手術後にエリザベスカラーをするのは、犬が自分で傷口をなめたり、自分で抜糸してしまったりすることがあるからです。 これまでの経験上、最初はエリザベスカラーを気にしていても多くの場合、1~2日で慣れてきます。 たしかに、少し不自由そうではありますが、抜糸まで大体1週間~10日ほどですので、特別な期間と考えて上手に付き合って過ごしましょう。 ただ、なかにはストレスを強く感じすぎてしまう犬や、サイズが合わず生活に支障をきたすことがあるので、その場合はかかりつけ医に相談してみましょう。 避妊手術後のトイレについて 生後7カ月の柴です。 避妊手術後、トイレで排泄してくれなくなりました。 どうすればいいのでしょうか。 《担当獣医師の回答》 避妊手術後は傷口の違和感や、エリザベスカラーを装着しての生活など、いつもと状況が違うことで、トイレが一時的にわからなくなってしまっている可能性があります。 抜糸が終わるくらいまでは、少しトイレの環境を変えてあげるなどして対応してあげましょう。 また、今はエリザベスカラーに代わり術後服を利用する病院もあるので、獣医師に相談してみてくださいね。 避妊手術後の体調不良について 避妊手術をしてから、食欲がないのですが心配ないでしょうか。 《担当獣医師の回答》 避妊手術は、全身麻酔後に開腹し子宮と卵巣(または卵巣のみ)を切除するという大きな手術です。 次の日には、普段と変わらない様子を見せる犬もいますが、体力の回復に多少時間がかかる犬も少なくありません。 また、避妊手術を受けるために初めて家族と長時間離れたり、入院を経験したりするなど、精神的なダメージが原因の可能性も。 ほかにも、傷口を保護するためのエリザベスカラーや絆創膏が気になる犬もいるようです。 この場合、まずは2日~3日様子を見て、食欲や元気が戻ってくるようなら問題はないと考えられます。 しかし、日を追うごとに食欲がなくなってきたり、動きが悪くなってきたりする場合は、ほかの原因が考えられるので、手術を受けた動物病院に相談するようにしましょう。 避妊手術後のウンチについて 避妊手術後、愛犬がウンチをするとき痛そうにしています。 《担当獣医師の回答》 避妊手術は腹壁を開けて行うので、お腹に傷があります。 そのため、オシッコは普通にできても、ウンチをするときはお腹に力が入るので、数日~1週間は痛みが残ることがあります。 この場合、抜糸をしてからも痛がるようでしたら、手術後の痛み以外にも何か原因があるかもしれませんので、動物病院で診察を受けましょう。 避妊手術は動物病院や獣医師によって方針が異なることがあります。 まずはかかりつけの獣医師に相談し、飼い主さんの納得のいくプランで手術を受けることが大切ですよ。

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