三鴨廣繁。 「ウイルスってどのぐらい生きるの?」新型コロナウイルスについて普段感じている“素朴な疑問”を専門家に聞いてみた

ご挨拶

三鴨廣繁

ご挨拶 第32回日本外科感染症学会総会学術集会開催にあたって 第32回日本外科感染症学会総会学術集会 会 長 三鴨 廣繁 (愛知医科大学 感染症科) 謹啓 一般社団法人日本外科感染症学会会員の先生方ならびに学術集会にご出席を予定されている先生方におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。 さてこの度、歴史ある「第32回日本外科感染症学会総会学術集会」の会長を愛知医科大学の三鴨廣繁が拝命し、愛知医科大学の山岸由佳先生を事務局長、防衛医科大学校の小林美奈子先生をプログラム委員長として、2019年11月29日(金)・30日(土)の2日間の日程で岐阜市にある長良川国際会議場および都ホテル岐阜長良川にて開催させていただくこととなりました。 歴史的に本学術集会会長は、外科・救急領域の先生方が会長を務められてこられました。 しかし、小職は外科系診療科に属しているとは言え元来産婦人科医であり、本学術集会の歴史の中では異色な人材であることは認識しております。 このような人間であるにもかかわらず会長に推挙いただいたことに理事長・理事の先生方に感謝すると同時に、その重大な使命に身の引き締まる思いで準備を進めております。 本学会の目的は、外科医を中心として行ってきた日本の高いレベルの周術期感染の管理・治療を、関連各診療科、特に感染症科、感染制御部、集中治療科、放射線科、薬剤師、感染症看護専門看護師・ICNなどとともにさらに発展させることです。 第32回総会・学術集会では、学会テーマとして、『紫電一閃 〜コラボレーションで創成する日本のエビデンス〜』を掲げさせていただきました。 「紫電一閃」とは「研ぎ澄ました刀をひと振りするときにひらめく鋭い光。 転じて、事の火急なこと。 」です。 周術期感染の管理・治療にあたっては、急転する可能性がある患者さんに対して、エビデンスに基づいた管理が必要であることは言うまでもありません。 しかし、外科・救急領域では、今後の方向性を一瞬の間に判断して実践しなければならない場合も少なくなく、それは経験と学問に基づいたものであろうと思います。 そのような中から新しいエビデンスが生まれ、それを検証していくことは極めて重要であると思います。 近年は、遺伝子検査やポストゲノム時代検査などの導入により、臨床検査も進歩を遂げており、我々は新しい技術・進化にも対応していかなければなりません。 末筆となりましたが、先生方の益々のご発展を心よりお祈り申し上げますと同時に、初冬の岐阜でお会いできることを楽しみにしております。 謹白 2019年1月吉日.

次の

新型コロナ「風邪との見分け方は?」「高齢者や子どもの対策は?」視聴者からの疑問 専門医に聞きました

三鴨廣繁

ご挨拶 一般社団法人 日本性感染症学会 理事長 三鴨廣繁 (愛知医科大学大学院医学研究科 臨床感染症学 教授) 2018年11月より伝統ある一般社団法人日本性感染症学会の第9代目の理事長を拝命した愛知医科大学の三鴨廣繁です。 若輩者ながら理事長職を拝命することになり身の引き締まる思いでございますが、先輩の先生方ならびに会員の先生方のご協力を得て責務を果たしていく所存でございますので何卒よろしくお願い申し上げます。 日本性感染症学会は1988年12月4日に性感染症の研究や社会的啓発の充実および治療学や予防対策の発展により、性感染症流行に歯止めをかけることを目的として設立されました。 学会は、小野寺昭一前々理事長時代に一般社団法人化され、社会的責務がますます高まっております。 人類は15世紀に当時は性感染症と捉えられていなかったものの「梅毒」を全世界に拡散させましたが、20世紀には再び性感染症「HIV感染症」を全世界に拡散させています。 この歴史的な事実は、人類の子孫繁栄と関係する性に纏わる疾患の制御がいかに困難なものかを物語っていると思います。 性感染症を減少させるためには、「性感染症を多角的に考える」必要性があり、私自身は性感染症制御のために、横断的な研究領域「性感染症制御学」確立の必要性を痛切に感じている次第です。 最近では、薬剤耐性微生物の増加、新規抗感染症薬の開発の停滞などを背景として、いくつかの新興・再興感染症、薬剤耐性微生物による感染症などが増加しており、世界的に大きな問題となっています。 性感染症においては代表的な再興感染症として梅毒があげられますが、梅毒は2018年現在増加傾向が止まらず、緊急対応が必要な疾患の一つになっています。 さらに、いくつかのがんと感染症の関連も指摘されるようになっていますが、その代表的な疾患の一つにヒトパピローマウイルス感染症があげられ、これは性感染症として重要な感染症の一つです。 また、薬剤耐性淋菌の問題は、米国Centers for Disease Control and Prevention(CDC)やWorld Health Organization(WHO)が最も警戒すべき薬剤耐性菌の一つにあげています。 さらに、 Mycoplasma genitaliumのマクロライド系薬やキノロン系薬に対する薬剤耐性も臨床上大きな問題になりつつあるのが現状です。 HIV感染症も世界の中でも日本は早期発見のための積極的な検査、予防啓発の必要性が高いとされています。 最も患者数が多いクラミジア感染症も減少しているとは言え、依然として患者数が多いのが現状です。 性感染症制御には性教育も含んだ啓発活動の重要性が叫ばれ、学会、医師会、特定非営利活動法人(NPO)などの各種団体以外に厚生労働省、文部科学省等の指導下でも保健所、学校教育機関などにおいて性教育やコンドーム使用キャンペーン等の具体的な取り組みが行われ、国家的プロジェクトとしても取り上げられてきました。 しかしながら、現場で性感染症患者の診療にあたる医師の取り組みには医師によって大きな温度差があるといっても過言ではありません。 性感染症学会等に所属していない医療従事者に対する啓発は今後の重要な課題の一つです。 このような中で、我々は、医療行為のみならず、保健行政等も含めた社会医学の立場も含めた「性感染症制御学」という横断的な新しい研究領域を確立する必要に迫られています。 「性感染症制御学」は、基礎医学、診断学、症候学、治療学、社会医学(疫学を含む)、予防医学、教育学など多方面からのアプローチが必要とされます。 学会として、「性感染症科」の標榜を目指していくことも重要な課題の一つです。 日本性感染症学会は、性感染症への正しい知識と対応を普及させること、学術的研究が推進されることを使命として、今後も活動していく所存でございます。 皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。 (2018年12月).

次の

三鴨廣繁教授の医師経歴と学歴|勤務先の病院や評判と出演テレビ番組から妻や子供の有無まで

三鴨廣繁

「一般的に、新生児は免疫学的に未熟と言われる。 どうしても最大の予防は人ごみに行かないこと、これに尽きる。 親御さんがお子さんを守ることが大事」(三鴨教授) Q. 妊娠中の胎児への影響は(ツイッターに寄せられた質問) 「新型コロナウイルスに限らず、感染症が起こると熱がでる。 一般的に熱が出ると母親が早産傾向になる。 陣痛が起こると早産になりやすい。 早産になると小さいお子さんが生まれることにつながる。 ひとつはそこに注意、そこは新型コロナウイルスに限らない」 「ただ、この新型コロナウイルスについては、妊婦が感染しておなかの中の赤ちゃんに臓器障害が出るのでは?と心配されていている方もいらっしゃいますが、今のところそういった報告はない。 かからないにこしたことはないが、そこはひとつ安心できるのではないか」(三鴨教授) ダンス教室に子どもを通わせているという保護者の方からの質問です。 「気を付けたいポイントは3つあります」と三鴨教授。 1)体調管理をしているか 「基本的にダンス教室は閉鎖空間、管理者が通っている人の発熱などをチェックしているところが多いと思う。 体調管理とはそういうこと」 2)換気をしているか 「今危惧されているのは、ライブハウスとかカラオケボックスなどの閉鎖空間。 そういったところは換気が十分でないから罹患しやすいという話が出ている。 その教室が換気をしているか確認して、していなければ『したらどうですか』と言ってみることも」 3)環境消毒をしているか 「新型コロナウイルスは基本的に飛沫感染、接触感染と言われている。 例えば私がしゃべっていて、飛んだ飛沫の机についたウイルスは48時間は余裕で生きている。 飛沫をしっかり除去しているかどうかが求められる」 Q. アルコール消毒はどのくらいの効果があるのか 「かなり効果が高い、コロナウイルスは外側に殻がある構造。 アルコールはこの殻を破壊するので除菌につながる。 本当に期待できる。 アルコール消毒液を使って15秒しっかり消毒すれば期待できる」 Q。 ノンアルコールの消毒液も効果はある? 「基本的には、アルコールに比べて効果は劣る。 ウイルスを物理的に除去する効果はあるので、一定の効果があると言える」 Q. 消毒液の中身は同じ? 「アルコール濃度65~90%のものが、商品として出まわっている。 アルコールの中に、手荒れ防止剤などが入っているものもある。 アルコールの濃度は商品によって違いがあるが、添付の文書を読んで確認してもらいたい。 しかし、普通の手洗いで99パーセントのウイルスは除去ができる」(三鴨教授).

次の